個人戦のように見えますが団体戦です!
数ある自転車競技の中でロードレースとは主に一般道を走る競技で、ゴールの着順や所要時間を争います。
世界一のレースであるツール・ド・フランスのようなトップカテゴリーのレースでは約200人もの選手が一斉に走ります。
マラソンのようにひとりひとりが優勝を狙う個人競技にも見えますが、中身は各チームのエースを勝たせるためにチームが一丸となり戦術を駆使する団体競技です。
TOP10に何人もの選手が入っているチームと、1人が優勝して残りのチームメイトが全員リタイヤしているチームとでは評価が後者の方が断然より上です。
1日から数週間走ります!
レースコースは一般道を走るため様々で、起伏の少ない道や平地な道を走ったり、標高2,000mを越す山を登るコースもあります。
1日に300Km近い長い距離を走る1dayレースと呼ばれる1日のレースや、ツール・ド・フランスに代表される数日から3週間までを走るステージレースがあります。
それぞれの選手達が得意なコースや日数のレースに出たり、時には苦手なレースに出たりと、陸上の短距離から長距離の選手達が同じ距離を走ったり、はたまたボクシングの軽量級から重量級の選手が同じ試合に出るようなことに近いのがこの競技の面白いところです。